当院の再生医療で症状が改善する可能性は十分にあると考えます。
ヒアルロン酸に組織の修復や二次的な痛みの緩和は期待薄です
ヒアルロン酸は関節内の潤滑油のような役割です。したがって、ヒアルロン酸を注入したところで、半月板そのものを直接修復する効果はほぼ見込めません。組織が損傷したことで二次的に起こっている炎症や痛みを軽減する作用が期待できることもありますが、さほど大きく状況は変わらないとお考えください。
【膝裏の痛みに関連するQ&A】
膝裏が痛むのですが、どんな病気が考えられますか?
再生医療なら二次的な炎症や痛みの緩和は期待できます
再生医療では理論上、損傷した組織を細胞レベルで修復する効果は期待できますが、今のところヒトレベルではその効果は限定的とされています。とはいえ、二次的な炎症や痛みを抑制する効果はヒアルロン酸に比べると高く見込めると考えています。
半月板損傷では手術しない治療が現在の主流です
半月板損傷は損傷形態によっては必ずしも手術が必要ではなく、切除するとその後の変形性膝関節症への移行を助長することから半月板を温存する治療が主流になってきています。半月板損傷と診断を受け、主な症状が膝の痛みである場合、現在の治療でなかなか改善が乏しいようであれば、再生医療によって症状が改善することが期待できます。
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