年齢問わず手術は可能ですが、より負担の軽い治療法も存在します。
■手術の適否は年齢、全身状態、既往歴から総合的に判断します
80代でも手術は可能です。医師は、一概に患者さんの年齢のみではなく全身状態、既往症を考慮して総合的に手術の可否(適否)を判断します。そして最終的に受けるかどうかは患者さんの意思で決定するものです。
■手術に伴う高齢者特有のリスクがいくつかあります
しかしながら手術による体への侵襲はそれなりに大きいので、年齢が上がれば上がるほど体力的な面、手術による合併症を考慮するとリスクが大きくなるという側面は否めません。また体への負担といった側面だけではなく、手術をするには長期の入院が伴うのでその影響も高齢者にとっては無視できないものとなります。入院といった環境変化により認知症を発症したり、臥床時間が増えることにより肺炎を起こしやすいといったリスクもはらんでいます。
■手術以外の選択肢として再生医療をご提案します
もし手術に対するそういった不安をお抱えでしたら、現在では手術以外の最新治療として再生医療があります。これは注射による治療なので身体へのダメージも少なく、入院も必要ありません。それでいて現在の症状を改善する可能性が期待されるため、手術を受けたくない方にとっては一度試してみる価値はあると思われます。
▶当院の治療方針については「はじめての方へ」をご覧ください。